【2023.11.5 掲載記事】
北海道車中泊旅を終え、自宅に戻ってきて早10日ほどがが過ぎた。ついこないだのことだが、もう随分前のことのようにも感じてしまう。先日、出発から戻ってくるまでの旅の記録を改めて読み直してみた。北海道の雄大さに感動し、日々そのことについて書いている。
今回の旅では、とにかく北海道を見て回ることを第1とした。
小樽から入り、先ずは、札幌・富良野・美瑛を経由し、日本海オロロンラインを北上して日本最北端の宗谷岬を目指した。その後、オホーツク海を見ながら南下し、サロマ湖を経由し網走、そして知床峠を越えて、根室納沙布岬まで辿り着いた。このあと釧路・足寄を経由した後、大雪山・層雲峡まで行った。北海道のちょうど真ん中あたりの位置になる。そして再び南下し、帯広を経由し襟裳岬を目指した。その後は室蘭まで行き、そこからフェリーを利用し青森にも寄った。青森では、八甲田・十和田湖・八甲田に行った。そして六ヶ所村を経由し下北半島の先にある大間市から再びフェリーで函館に渡った。旅の終盤は、北海道最南端にある松前町まで行き、追分ソーランラインを北上。江差・八雲・長万部を通り、洞爺湖・支笏湖を経由した後、千歳を経由し再び札幌に戻った。そして旅の最後の1日は、小樽の隣にある余市で過ごし、約1ヶ月間の旅を終えた。
「市」がつく都市は、札幌を筆頭に人も車も多く『北海道=大自然』の印象はないが、都市部を離れると、まさに悠々たる大地が目の前に広がる。足寄に寄った時のことを10月14日のブログに書いた。松山千春の歌に「大空と大地の中で」という歌がある。
『果てしない大空と広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕で掴むよう
歩き出そう 明日の日に 振り返るには まだ若い 吹きすさぶ 北風に
飛ばされぬよう 飛ばぬよう 凍えた両手に 息を吹きかけて
しばれた体を 温めて 生きることが つらいとか 苦しいだとか 言う前に
野に育つ 花ならば 力の限り生きてやれ』
この歌詞の中には「空」「大地」「自然」「人」の北海道の全てが込められているように思う。
今回の旅を通して、より一層北海道が好きになったことを感じている。再びこの地を訪ねてみたいと思う。同じ場所でも異なる季節や異なる時間では、どんな姿を見ることができるのだろう。
今度は、急がず「ステイ」するようなスピードで。新しい発見がたくさんあることを想像してしまう。
今回の旅は、北海道の魅力をさまざまに感じつつも、同時に我が故郷の、そして宮崎・九州の魅力を再認識したように感じている。
この思いは、北海道を巡りつつ、日が過ぎていくにつれ強くなっていった。
「北海道」と「九州」を比べた時、2倍強の広さを持つ北海道にはスケールという点では及ばないかもしれないが、「海」「山」「川」のいずれも見劣りはしない。「温泉」や「食」という観点で見てもそれぞれに素晴らしいものがある。
今回の旅の総括として、『北海道は素晴らしかった。しかし九州も同様に素晴らしい場所である』。今、このことを切に感じている。
ブランド総合研究所が発表した「地域ブランド調査2023」で、魅力度ランキングの1位は北海道、九州は3位に沖縄、6位に福岡、10位に長崎県となっている。都市のランキングでは、北海道は1位札幌、3位函館、8位小樽がランキング入りしているが、九州からは9位の那覇のみとなっている。
北海道を周り、九州との大きな違いに「北海道は1つ」という認識の存在の差を感じた。九州は、8つの県の集合体ということ。この差はとても大きいのではないだろうか。「観光」という視点で見た時、旅行者は、「点」ではなく、点と点を結び、「線」的な観光を思考しているように思う。現に、今回、旅の拠点とした道の駅には、実にさまざまな地名のナンバープレートをつけた車や「わ」ナンバーのレンタカーも多かった。
「九州は一つ」という意識がより高まっていけば、「県」と「県」の結びつきや人の交流ももっと変化したものになっていくのではないだろうか。8つの県が相互に結びつき、連携しつつ発信していけば、九州の総和力はもっともっと大きなものになっていくように思う。
少し長くなってしまった。今回はここまでにしたい。この続きは、改めて次のブログでまとめていきたいと思う。