【2023.11.6掲載記事】
さて、今回の旅の記録を読んでいただき、自らも車中泊旅をしてみたいと思われた方もいるのではないだろうか。
車中泊未体験の方にとっては、いきなりの車中泊旅はハードルが高くなってしまうように思う。先ずはキャンプ場で、あるいは自宅ガレージでもいいので、「テント泊」の代わりに「車泊」をお勧めしたいと思う。車の中で夜を明かすという体験からというのはどうだろう。狭さや窮屈さが苦にならず、逆に童心に戻ったようなワクワク感を感じたのなら車中泊ライフも十分楽しめるだろうと思う。このことへの挑戦の意思が固まれば、最初にすることは、車のシートを倒して平らな面を確保できるかを確認することだと思う。ただ、倒しただけでは平らにはならないだろうから、いろいろな工夫が求められる。ここはYouTubeで「車中泊」というキーワードで調べて自分の車にあったアイデアをいただくのが近道だと思う。車載道具は最初からあれこれ買い求める必要はないと思う。あるものを利用しつつ、1 Day車中泊を繰り返していくうちに、必要なものが絞り込まれていき、また車にあった大きさというものも掴めてくる。あると便利だろうなと思い、あれこれ持っていきたくなるが、自分自身の経験を振り返っても結局使わなかったものが少なからずあったことを思いだす。今回の旅でも持って行ったけど1度も使わなかったものがある。1つ目はチェアー。景色のいいところでこれに座ってコーヒーを飲むということをイメージしていたのだが、ルーフに積んでいたのをいちいち下ろして使うという面倒さからチェアーの出番は一度もなし。次にヘッドライト。どこに行っても街灯があり、懐中電灯で十分だった。また食器類もほとんど出番なし。まあ、こんな感じである。
時間の確保が可能であれば、1泊から泊を増やしていき「連泊」をお勧めしたい。連泊ならではの気づきは貴重である。より快適性を求めていきたくなるし、必要なものも厳選されていくと思う。
我が愛車は、軽自動車のハスラー。今回の旅に、折りたたみ自転車、クーラーボックス、4日分の衣類、炊飯器、ポーブルバッテリー、電気コンロ、シュラフ等々を積んでいった。そして横になれる空間も確保した。軽自動車でもこれだけ積めてしっかり横になることができるのである。工夫とアイデア次第。場合によっては、DIYも必要になる。このいろいろ考え、あれこれ自作している時間も楽しいひと時である。
旅の「車中泊スタイル」に興味がありつつも、まだ未体験であればぜひ挑戦してみてほしいと思う。ホテルや旅館を利用した旅行にはない自由さを感じることと思う。
自分の定義として、ホテルや民宿を利用すれば「旅行」。車中泊であれば「旅」と勝手に使い分けている。行き先は同じであっても、拘束されるものがなく、自由な選択の中で全行程を自らの意思で決めていくスタイルは、「旅」そのものだと感じている。
今回の旅を通して、もう少し空間的な広さを確保したいという思いが生まれた。ハスラーでも十分満足しているが、ハスラーの場合、寝場所確保のため少しだけ物の置き場所を移動させる必要がある。たいしたことではないのだが、これが毎日になると小さなめんどうくささも積み重なってしまうとストレスに変わってしまう。連泊が長くなればなるほど物の固定化は大切になるように思う。
こんなわけで軽バン改造をあれこれ考えている。ハイエースやキャラバンも魅力的なのだが、車両価格や各種税金、燃費などをあれこれ考えると、俄然軽自動車の魅力が優ってしまう。
次は、四国一周と信州を巡りたいと思っている。春に四国、夏に信州だろうか。
そして宮崎の、九州の良さをどんどん発信していきたいと思っている。