ファンディの旅もろもろ

キャンプや車中泊を中心に、アウトドアライフを満喫中!!

草津温泉で春を満喫!!

 昨日は、あいにくの天候で不完全燃焼のままで終えてしまった。最高の景色が見られるはずだったのだが、天候と災害の前にはなすすべもない。再度、来た道を戻ることも考えたのだが、昨日走った距離を再び走るのも気が重く、予定通り前に進むことにした。

 本日は、昨日行く予定だった『草津温泉』。日本有数の温泉であり、度々テレビにも登場し華やかな雰囲気を伝えてくれている。しかし、じゃぁ、それはどこにあるかと訪ねられると明確に答えられない。そもそも何県にあるのかもわからない。しかし、その名前は余りにも有名。こうなると俄然気になる。

 今日は、朝早い時間には雨が降っていたが、その雨もあがり晴天が続くとの予報がでている。草津温泉入り口近くにある道の駅内の観光案内所で、草津温泉街のお薦め観光ルートや最寄りの駐車場を聞く。草津一番の観光シンボルである『湯畑』。ここを中心に温泉街が形成されていとのこと。

 案内された駐車場に車を止める。なんとこの駐車場は時間無制限で無料。ここから温泉街の中心部までは15分ほど歩く。歩道脇の小川から湯気が上がっている。つまり温泉湯。草津温泉の湯量は毎分32300ℓで、1日にドラム缶で約23万本の温泉が湧き出しているという。その小川の湯の溜まり場で足湯を楽しんでいる人が見られる。湯に触ってみるとひと肌ほどか。さらに進んでいくと、いよいよ温泉街の賑やかさが見えてきた。時間はまだ10時になっていないものの、すでに人は多い。

 今日は、最初に温泉に浸かろうと思っていた。有名どころの温泉をピックアップしていたのだが、この草津温泉にも、野沢温泉で見た「外湯」、つまり無料の共同浴場が3つあるという。無料に勝るものはない。しかもこの三箇所を巡れば、草津温泉街を一通り巡るような配置になっており、一石二鳥である。

 最初に『白旗の湯』に行く。ここは草津ならではの「湯もみと踊り」のショーをみることのできる『熱乃湯』の隣にある。これを見ようと長蛇の列ができている。その横を通り白旗の湯に行く。衣服を脱ぎつつ、わずかに開いている窓からその行列が見える。なんとなく変な気分になった。ここは浴室と脱衣所に仕切りがない。浴槽は2つ。念願の草津温泉初入浴。その感想は、とにかく「熱い!!」。もう一つの方は更に熱すぎて入れず。水風呂があれば代わる代わる浸かればなんとかなりそうだが、熱い湯2つではこれは無理。この白旗の湯は、外観も浴場も華美な装いは全くなく質素な佇まいなのがいい。『御座之湯』も『千代の湯』も同様に質素な感じが情緒を醸し出していた。そしてなによりも午前中の時間だったこともあり、利用者が数人と少なく、気持ちよく利用できたのは幸運だった。

 時間もお昼を過ぎる頃になると、ますます観光客の数は増えていっている。草津の最大の見所の『湯畑』の周りは、特にたくさんの人。とにかく凄い数の人である。

この湯畑には、7本の湯樋(ゆどい)がある。ここに高温の湯を流すことでその温度を下げ、各旅館の内湯や共同浴場におくるための仕組みとのこと。他では見たことのない施設であり、確かに見応え十分。

 ここをしっかり堪能したのち、共同浴場を経由しつつ温泉街を見て回る。ここ草津で何か一つ思い出の品を購入しようと思っていた。実は今回の旅に持参したぐい呑みを破らしてしまったのでこれに変わるものを探していた。ふと立ち寄ったガラス工房。ショップには美しい品々が販売されている。その中にイメージ通りのぐい呑みを発見。微妙に形の異なるものが複数あったのでいろいろな角度から見比べ、その中の1つを購入。今夜、早速使いたい。

 さて、一通り温泉街を見て回った後、駐車場に戻ろうかと思いつつ、改めて観光マップを見ていたら、なんとここに『片岡鶴太郎美術館』があるではないか。

 

 

 こうなると行かないわけにはいかない。元来美術館巡りは好きである。片岡鶴太郎氏のようにタレントでありながら、美術面にも得意な才能を発揮している木梨憲武氏や藤井郁弥氏の作品展も見にいったことがある。いずれも素晴らしいものだった。この片岡鶴太郎氏のこれまでの人生の歩みには、大きな興味関心と憧れのような思いを抱いている。お笑い系タレントに始まり、俳優業での活躍、プロボクシングライセンス取得、そして美術家としての取り組み。現在はヨガ実践家として活動している。この美術館には、書と絵画を融合させた作品が多数展示されており、見応えのあるものだった。凄いなぁと素直に思う。氏の興味を抱いたものを極めつくす精神力。現在70歳の氏の顔写真を見つつ魅力的な歳の重ね方をしているなぁと素直に思った。

 この後、南方面に下り、明日走る予定のルート『ビーナスライン』のタートの地である諏訪市方面に向かうことにする。この途中、遠くに実に雄大な山が見えた。山の名前はわからない。写真に収めたくパーキングに車を停める。同じように撮影されていた方に山の名前を伺うと「浅間山です。」という。実に雄大な山だった。堂々としている。

 その後この方といろいろ話をする。この方、浅間山の中腹に別荘を持っているらしく、月に1度の割合で東京からここにくるとのこと。風格風貌から多分お医者さんかなぁと思っていたら、なんと自分の元職と同じだった。これには驚かされてしまった。兄弟で出資し合い購入したとのこと。仕事が同じだとわかり、更に話題は広がっていった。これこそまさに一期一会だなぁとつくづく思った。

 今日の宿泊地は、『道の駅 小坂田公園』。

 本日の走行距離121km。