ファンディの旅もろもろ

キャンプや車中泊を中心に、アウトドアライフを満喫中!!

素敵な本との出会い。夢が広がっていく‥‥。

 駅に併設されているTSUTAYAで面白そうな本を見つけた。

 このTSUTAYAには書籍や雑貨の販売コーナーと共に図書館風の館内閲覧用書籍コーナーがある。またスタバも入っており、来館者は本を買うのもよし、カフェ風の空間でコーヒーを飲みつつ読書を楽しむのもいい。市民にとってのオアシスのような場所になっている。

 さて、ここで見つけた本の題名は、有川真由美著『60歳から、うまくやっている人がしていること』。帯には、『あっという間に70歳になるから』とある。

 興味に惹かれ勝手に手が伸びる。そして目次を見てみる。1章から5章まであり、その章立てがいい。「遊ぶように生きると、なぜいいか?」、「60代で花咲く人、枯れる人の特徴」、「人生と仕事を両立させるためのヒント」、「60歳から花咲く人間関係」、「60歳から花咲く人の習慣」となっている。

 ぱらぱらっとページをめくり、拾い読みをする。ハッとする言葉が飛び込んでくる。氏は、「この年齢だから、やろうと考える」という。そして、花咲く人は、“年齢をやる理由にする”、枯れる人は、“年齢をやらない言い訳にする”という。全くもっての完全共感。この項の中で著者はこうも提案している。「60歳からは1年単位で生きてみませんか」と。先のことをあれこれ考えても、仕事の有無や、家族の状況、自身の病気、親や配偶者の介護など想定外のことが多々起きて、狙った通りにはいかないのが当たり前だから。先のことを心配しすぎず、シンプルに1日1日を生きるためにも「今年はこんなことをしよう」と短い単位の計画をざっくり立てるのがいいのですと言う。そして、‘少々極端ですが’、と前置きし、「余命1年のつもり」で生きているという。

 また、『60代はスケジュールの決まったツアー旅行ではなく、身軽で気ままな一人旅行のように生きる方が、断然楽しい。「とりあえず、あそこまで行ってみよう」と予定を決め込まず、道中で出会った人と一緒に過ごしたり、面白いものを見つけて寄り道したり‥‥と、成り行き任せで楽しみ、「あー、楽しかった」と満足できる1年を過ごせたら、きっと5年後、10年後は最高の形でやってくると思うのです。』ともいう。

 今、ここに通い、コーヒーを飲みつつ、この本を読み進めている。素敵な言葉と考え方が次々に現れてくる。

 60歳という年齢の面白さを思う。昭和の時代であれば、人生の最終コーナーに半ば入っているような年齢であろう。サザエさんのお父さんの年齢は54歳という。1955年の男性の平均寿命63歳。1987年にようやく男女とも80歳を超えている。そして2023年には男性81歳、女性87歳という。寿命が伸びたことで年齢に対する考え方、認識も大きく変わってきていることを思う。結果として社会の仕組みそのものが大きく変わってきている。雇用形態や定年、年金など、寿命が伸びたことで世の中の仕組みそのものが大きく変わってきている。生涯現役という言葉も聞かれるほど。

 「だからこそ」、と思う。現役時代の自己の頑張りに対してのご褒美として、「長生き」を与えられたと思いたい。60歳からの人生を謳歌するために大切なことがこの本の中で語られている。重要なことは、経済力ではない。前向きの考え方、プラス思考、ポジテイブシンキングなど、心のあり様がその後の人生を彩っていく。とにかくこの本、元気が出て、ハッとさせられて、目の前が明るくなっていく本である。

 これからの人生を考える。若い頃に読んだロバートハリス著『人生の100のリスト』という本を思い出した。

 著者が若い頃に考えた人生のやりたいことを語った本である。ハリスには遠く及ばないが、今もってやりたいことが次々に浮かんでくる。今回計画しているタイ旅行もその一つ。これをきっかけとして、更なる想いも湧いてきている。

 本書の最後の項は、「やりたいことは、後回しにしない」とある。そしてそのコツとして、“やりたいことは、やりたいときに見切り発車する”という言葉でこの本を締め括っている。

 明日という日に、これまで以上にポカポカした日差しが差し込んでいいることを感じた。