バンコク滞在もいよいよ6日目。終わりが近づいてきた。
さて、今日は一昨日、市内観光でお世話になったドライバーのDeawに再びタクシー観光を依頼している。誠実な人柄と格安の料金設定が決め手となる。なにより今日行くパタヤーは、Googleマップで見てみると、バンコクから約140kmあり、車での移動だと片道3時間もかかる結構遠い場所にある観光地。


交通手段もあまりなく、ムエタイから戻ってきた際の彼からの提案は正に渡りに船でもあった。タクシー終日借り上げ料金は3000B。日本円で15000円。二人で行くのでその半分の料金でいい。ここパタヤーは、タイに数あるビーチリゾートの中でも、長い歴史を持つとのこと。1960年代のベトナム戦争帰休兵のための休養場所として人気が出、その後観光地として発達、以後主に欧米人のアジアにおける代表的なバカンスの地として多くの旅行者を迎えてきたという。通常は現地に1泊してプランを組み立てていく場所のようである。今回、我々の行きたい観光スポットはおおよそ伝えてあるが、具体的なルートは彼に任せている。スマホの画像でお薦めの行き先を提示してくれていた。
片道3時間もかかれば往復6時間かかることになる。日帰りなら滞在時間は極めて短くなる。ならばその分早く出発して時間を稼ぐしかないと思うのだが、Deawは、待ち合わせの時間を8:00で大丈夫という。彼の考えは、ハイウェーを時速150kmで走り往復5時間、そして現地滞在5時間として、計10時間のプラン。夕方18時過ぎには戻ってくるというのが彼のプランである。現地ではサファリパーク、像乗り、水上マーケット、ビーチに寄ることになっている。そんなにうまく行くのかという不安も若干よぎるが、異国の地のことであり、彼を信じるしかない。まさしく日帰り弾丸ツアー。
ホテルを出発し、ハイウェィに乗るまでに案の定時間がかかる。朝の大渋滞。

Deawはこのことを織り込み済みとだと信じたい。しかし、まぁ渋滞は時間が解決してくれる。焦っても仕方がないので車窓から渋滞を眺めたり写真を撮ったりしながら車の流れを待つ。やがて車はハイウェィに入る。車のスピードも上がる。しかしスピードメーターを見るが時速150kmには届いていない。100〜110kmほどの、まぁほどほどのスピード。さすがに150km走行は恐怖を感じるだろうから、Deawにツッコミは入れない。バンコクに向かう対向車線は渋滞が発生している。事故や災害などではない。自然発生的な渋滞である。この前Deawが言った渋滞解消のために地下鉄工事を政府は急ピッチで進めているという言葉を思い出す。
1時間ほど走ってパーキングに寄った。ここはどこかと聞くとサービスエリアという。日本で見るサービスエリアと全く異なる。日本は道路公団が作った建物にテナントが入っているという感じである。最近でこそ、エリア内にコンビニやスタバなどのコーヒー屋さんがあるが、基本はどこも同じようなもの。今回、バンコクからパタヤーに向かうハイウェィにあったサービスエリアは、街中のショッピングストリートと何ら変わらないものだった。


日本の型にハマったスタイルに馴染んだものにとって、この自由さは楽しくいろいろな発見もあるだろうなと感じさせられた。
ハイウェィから見える風景は、大都市バンコクの高層ビルの立ち並ぶものから田畑の広がる風景に変化していく。都会の雑踏から田舎ののどかさへの変化になかなかついていきづらい。
そんなことを感じていたら最初の観光地のサファリパークについた。
さて、どんなスケールなのだろう。気分は高鳴っていく。