バイク関係のYouTube番組をよく見ている。内容は、ツーリングキャンプ系のものがほとんど。特に最近は、北海道ツーリングへの参考にしようとコースや装備、また、北海道の自然環境なども知りたくて、あれこれ動画を見ては参考にさせてもらっていた。手軽でリアルタイムで、情報収集には最高のツールである。
さて、今日、スマホを開き何気にYouTubeのサムネイルをスクロールしていたら気になるタイトルの動画が目に入った。『レブル250から1100DCTへ乗り換え? シニアライダーが直面する1台持ち究極の選択は?』とある。発信者は、自遊人古橋さん。60歳代半ばの男性。体力的なことや操作性などから、それまでの大排気量の大型バイクから250CCのバイクに乗り換えを決行。軽量であることからくる取り回しのしやすさなどに満足しながらバイクライフを楽しんでいたものの、排気量が小さくなった分、加速性や馬力などで非力さを感じるようになってしまい、以前乗っていたような大型バイクに乗り換えるかどうかの悩みに直面しており、視聴者に悩み解決のアドバイスを求めるような内容となっていた。
まさしく自分が抱いていた悩みと同じものであった。このことについては2月13日のブログでも書いた。以前は気にならなかった「重さ」が、年齢を重ねて行くに従って気になり出し、乗ることの楽しみの前に、少しばかり億劫さも感じるようになっていた。
この方は、わたしの先を行っている。大型のバイクから取り回しのしやすい250CCのバイクに既に乗り換えている。そして今、以前の大型バイクの機動力を懐かしく感じ、再び大型バイクに戻ろうかと悩んでいる。今のバイクは取り回しがよく、大きな不満があるわけではないようである。車重130kgほどで足つき性も抜群にいい。取り回しの良さを考えたらこれ以上のバイクはないと思えるほど。しかし乗っていて気になりだしたのが大排気量のバイクと比較したときの「加速性」と「馬力」。であれば、費用の面で問題がなければ、「じゃあ、買い換えればいいじゃん」となるのだが、その決断ができないのが、大型バイクならではの車重の問題。1100DCTの車重は230kgあるという。今よりも100キロほど増えるとのこと。ここが踏み切れない理由のようである。
他人事には思えなかった。バイク乗りなら誰でもが通る道なのだと思った。わたしが今乗っているバイクの車重は260kg。同じように重さが少々苦になってきている。レブル250への乗り換えを検討すべくバイクショップに行き、バイクにも跨ってみた。明らかに取り扱いが楽そうであり、重さへのストレスは皆無のように感じた。
しかし、今も乗り換えることなく、これまでのバイクに乗っている。結局、出した答えは今のバイクが「乗っていて楽しいから」。確かに止まれば「重たさ」を感じる。ただ、それは「たまに」。重たさを感じないようにするための“善処”をすればその機会はグッと減る。「傾斜のあるところには止めない」「細い道には入っていかない」「狭いところには止めない」等々。重たいバイクではある。エンジンを止めれば人力で動かすのはかなり厄介である。しかし、大好きなフォルム。購入するとき「もうこれ以上に大好きになるバイクは現れない」と感じて購入を決意した。そして、期待を裏切らない「走り」が、愛車への思いを更に強くした。

前述したように、「重さ」が少々苦にもなってきた。しかし、走り出したらそんなことも忘れさせてくれる。バイクに乗るのは身体全体で「気持ちいい〜」を感じたいから。重さは「善処」で軽減させればいいと考えることでストレスは小さくなった。今は、もう乗り換えへの思いは無くなっている。もし、考えるとしたら、それは「倒れたバイクを起こせないとき」だと考えている。それまではこのバイクを大切に、そしてこのバイクとたくさんの思い出を作っていきたいと思っている。